キャリア

歯科医師になるには?

歯科医師とは?

歯科医師の仕事とは、虫歯や歯周病などの治療を行い、口内環境を健全な状態へ導く仕事です。

治療だけでなく、歯科衛生士とともに、正しい歯の磨き方を指導したり、歯石を除去したり、健康な歯を維持するための病気予防も行っています。

最近では、「歯を美しく見せる」という観点から、歯並びの矯正治療やホワイトニングなどの需要も高いです。

歯科医師は開業医となることが多いが、大学病院で歯科口腔外科や矯正歯科、小児歯科などの分野に分かれて、勤務医として働くケースもあります。

近年歯科医師は、過剰傾向にあるため、より高い技術力や信頼性、コミュニケーション能力、経営能力が問われる職種になりつつあります。

こんな人にオススメ!

歯の治療は、非常に細かい作業の連続です。
狭い口腔内で最大限の技術力を発揮できる器用さや集中力は欠かせない能力であると言えます。

また、開業医が多い歯科医師にとって、地域の患者から信頼を得られるかが、仕事を続けるうえで大変重要となります。

患者のことを第一に考え、親身な対応ができる心遣い、子どもから高齢者まで、幅広い年代の患者に利用してもらうためのコミュニケーション能力がとても必要とされる職業です。

歯科医師になるには?

「歯科医師」の国家試験は難関で、近年は6〜7割程度と合格率が低いです。

大学の歯学部または歯科大学の6年制課程を卒業し、厚生労働大臣が施行する「歯科医師国家試験」に合格した後、さらに1年以上の臨床研修医としての経験が必要になります。

歯科医師国家試験の合格率とは?

厚生労働省が2021年3月16日に発表した第114回歯科医師国家試験の合格状況によると、歯科医師国家試験の合格率は64.6%、新卒者の合格率は80.2%でした。

平均合格率は、国立が75.3%、公立が78.4%、私立が61.2%、認定や予備試験のその他は53.8%でした。

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