歯科医師国家試験
合格すると歯科医師免許を取得できる国家試験です。
受験試験
厚生労働省が指定した大学の歯学に関する正規の課程に進学して卒業した方もしくは卒業予定の方です。
日程
出願日 | 例年11月 |
受験日 | 例年2月上旬 |
合格発表日 | 例年3月中旬 |
受験方式
多肢選択式・マークシート方式であり、出題総数は365題です。
受験料
18,900円
受験内容
出典:平成30年版歯科医師国家試験出題基準
必修の基本的項目(約22%)
1 医の倫理と歯科医師のプロフェッショナリズム
2 社会と歯科医療
3 チーム医療·
4 予防と健康管理・増進
5 人体の正常構造・機能
6 人体の発生・成長・発達・加齢
7 主要な疾患と障害の病因・病態
8 主要な症候
9 診察の基本
10 検査・臨床判断の基本
11 初期救急
12 治療の基礎・基本手技
13 一般教養的事項
「歯科医学総論」(約28%)
総論I 保健・医療と健康増進
総論II 正常構造と機能、発生、成長、発達、加齢
総論III 病因、病態
総論IV 主要症候
総論V 診察
総論VI 検査
総論VII 治療
総論VIII 歯科材料と歯科医療機器
「歯科医学各論」(約50%)
各論I 成長・発育に関連した疾患・病態
各論II 歯・歯髄・歯周組織の疾患
各論III 顎・口腔領域の疾患
各論IV 歯質・歯・顎顔面欠損と機能障害
各論V 高齢者等に関連した疾患・病態・予防ならびに歯科診療
合格基準
出典:第113回歯科医師国家試験の問題および正答について
(1)領域A(総論) 65点 /98 点(総論)
(2)領域B(各論Ⅰ~Ⅱ) 122点 /167 点(各論 I・II)
(3)領域C(各論Ⅲ~Ⅴ) 138点 /210点(各論 III〜V)
(4)必修問題 64点 /79点 ※
※但し、必修問題の一部を採点から除外された受験生にあっては、必修問題の得点について総点数の80%以上とする。
合格率ランキング
出典:「第113回 歯科医師国家試験 学校別合格者状況」(厚生労働省)
※大学順は、合格率順です。
96.4% | 東京医科大学 |
96.1% | 東京医科歯科大学 |
86.4% | 北海道大学 |
85.7% | 大阪大学 |
82.4% | 九州歯科大学 |
82.1% | 東北大学 |
80.4% | 岡山大学 |
78.5% | 広島大学 |
77.6% | 昭和大学 |
76.0% | 新潟大学 |
73.0% | 鹿児島大学 |
70.8% | 岩手医科大学 |
70.0% | 九州大学 |
69.2% | 徳島大学 |
68.1% | 日本歯科大学(新潟生命歯学部) |
66.7% | 日本大学(歯学部) |
63.2% | 長崎大学 |
62.5% | 北海道医療大学 |
62.0% | 愛知学院大学 |
61.5% | 松本歯科大学 |
61.5% | 朝日大学 |
53.4% | 明海大学 |
47.7% | 鶴見大学 |
41.0% | 福岡歯科大学 |
36.7% | 奥羽大学 |
大学の設置区分ごとの合格率
国立大学の平均 77.9%
公立大学の平均 82.4%
私立大学の平均 61.7%